アスベスト含有建材の問題 奈須りえ(なすりえ) 大田区 区議会議員
活動報告バックナンバー バックナンバー一覧 ホーム

印刷用ページ 印刷用 (別ページで開きます) 戻る戻る   進む進む
2006 年 2 月 3 日     カテゴリ:環境/アスベスト
アスベスト含有建材の問題

 アスベスト関連の法案が、今回の国会でも審議されています。

 被害者の救済も急がれますが、今後、取り組まなければならない問題のひとつが、アスベスト含有建材の問題です。

 以前から区議会で取り上げ、また、東京都が大田区の臨海部・城南島で展開しているスーパーエコタウン事業でも指摘してきました。

 飛散性アスベストは、飛散の恐れが大きく、危険性も大です。それに比べ、含有建材のスベストは、そのままでは飛散しないため、その対策に遅れが見られます。
 
 しかし、これまで日本で使用されてきたアスベストの大半は、飛散性ではなく、含有建材の中に存在しています。
 
 アスベスト含有建材は、一見アスベストが入っているかどうか分かりません。また、それを適正に処分するためには、手間とコストがかかります。そのために、通常の建材と共に、建設廃棄物として処理されてしまうおそれがあります。

 現在の建設廃棄物は、建設廃棄物リサイクル法に基づき、リサイクルされています。建設リサイクル法では、アスベストは、解体現場において他の建材と分離され、アスベストとして適正に処理されなければならないことになっています。
 
 しかし、アスベスト含有建材が、アスベストとして分離されず、他の建材に混じって処理されると、建設リサイクルの工場に持ち込まれ、粉々に粉砕され、再び、建材としてリサイクルされてしまう恐れがあります。

 粉々に粉砕されることでアスベストが飛散し、また、アスベスト含有建材は使用されないことになったにもかかわらず、再度建材として使われ、市場に出回ることになります。しかも、ここで再生された建材は、アスベストが含有していないことになっている建材です。
 
 ここで、アスベストの含有建材を適正に処理する仕組みを作っておかないと、アスベストは、半永久的に使用される結果になります。そして、その被害をこうむるのは、数十年後、つまりは、未来を担っていく子どもたちです。

 疑わしきものは、アスベストとして処理する。他の建材と混ぜない。

 この処理体制を作るためには、アスベスト検査・届出の義務化が欠かせません。







環境/アスベスト 最新20
76 「呑川からウナギがいなくなる!」
624 23区のプラスチック焼却による温暖化ガス排出増のテレビ取材
611 「大田区におけるアスベスト健康調査報告書」について
525 大森南アスベストについての大田区の提言書がでました
514 大田清掃工場建替えに伴う「環境影響評価書」の説明会と意見公募
330 厚生労働省が新たにアスベストによる労災認定事業所を公表しまし
321 呑川の浄化対策の課題
317 呑川の水質浄化と河川管理について(そのA)
317 呑川の水質浄化と河川管理について(その@)
27 大田区のアスベスト対策「”対象外”アスベスト、区内施設調査」
123 「大田区アスベスト健康調査専門委員会」の設置と講演会開催
1230 大森南アスベスト(石綿)問題の「環境被害」ということ
1227 大田区アスベスト健康調査説明会(大田区大森南)
1222 大田区にアスベスト被害者
116 呑川をきれいにする会
925 マイバッグで地球温暖化をストップ!!
815 洗足小池(元釣掘)の魚(コイ・フナ等)が大量に死に原因調査中
814 大田区立小学校の温暖化対策
83 NPO川崎市民石けんプラント
66 土壌汚染 《西六郷一丁目敷地》
317 まちづくりの視点から温暖化対策

バックナンバー一覧へ 一覧へ戻る ホームへ ホームへ戻る 戻る戻る   進む進む
当サイトの著作権は奈須りえ(なすりえ) 大田区 区議会議員 にあります。