プラスティックのリサイクル 視察 奈須りえ(なすりえ) 大田区 区議会議員
活動報告バックナンバー バックナンバー一覧 ホーム

印刷用ページ 印刷用 (別ページで開きます) 戻る戻る   進む進む
2004 年 8 月 30 日    
プラスティックのリサイクル 視察

 昭和電工が行なっているプラスティックのリサイクルの視察に行ってきました。

 容器包装リサイクル法(容リ法)により、ペットボトルや発泡スチロールのトレイなどのリサイクルは行われていますが、それ以外の使用済みのプラスティックのリサイクルは、まだまだ進んでいません。
 実際、使用済みプラスティック990万トンのうち、有効利用されているのは55%。45%は、そのまま焼却されたり、埋め立てられているのが現状です。
 有効利用している55%の内訳は、サーマルリサイクル(熱エネルギー回収)37%、マテリアルリサイクル(材料リサイクル)15%、ケミカルリサイクル3%となっています。
 今回、視察を行なった昭和電工のプラントでは、使用済みプラスティックからアンモニアを製造しています。

 自治体で、容器包装リサイクル法の対象プラスティックを分別回収し、圧縮処理したものを、昭和電工が回収。破砕した後、異物を選別した後、蒸気と熱を加えて成形した減容成形品(RPF)を低温ガス化炉においてガス化し、そこで金属やガラスなどを取り出した後、高温ガス化炉において水素と一酸化炭素からなる合成ガスに改質。そこで発生する塩化水素は、アルカリ水で中和します。一酸化炭素を蒸気と反応させることにより、アンモニアの主原料となる水素に転化しアンモニアを製造しています。

 昭和電工では、それまで、ナフサからアンモニアを取り出していましたが、このプラントの設置により、原油価格の上下により安定しなかった原料の、安定的な調達が可能になっています。
 設備の建設費30億の1/2は、経済産業省のエコプラント事業の補助金でまかなわれているため、運営の採算はとれいているそうです。

 埋め立て処分場の延命をはかるために、廃プラスティックの焼却の答申が東京都においてなされていますが、単に、燃やして減量すればよいと言うものではありません。

 ごみを減らすこと(リデュース)。繰り返し使うこと(リユース)。出てしまったごみを有効に活用すること(リサイクル)。の努力をした上で、最終的に残ってしまったごみを焼却することが求められます。
 安易に廃プラスティックを焼却することは、大量生産、大量消費の現在の仕組みを助長することになり、ごみ問題の根本的な解決にはつながりません。

 地球上にある限りある資源の延命をはかり、環境に配慮したごみの処理が求められています。

 


バックナンバー 最新20
106 大田体育館隣接地の購入の問題について
105 大田区の土地売買について(その@)
104 不明瞭な土地売買事例からみる大田区政の透明化コンプライアンス
913 「外国からの子どもの教育支援を考えるフォーラム2008」
95 社会福祉法人杜の会を視察して
93 NPO大身連夏期研修会「後見人制度について」に参加して
91 都心川めぐりツアーに参加して
826 大田区役所が手狭に=256uを122万/月で賃借
825 放置自転車対策
818 飛散性アスベストのある建物の安全な解体工事のための課題
813 もったいない!何故?大田清掃工場は耐用年数未満で建て替え!!
722 十分にリサイクルしなければ増える温暖化ガス
715 改正建築士法で耐震偽装は防げるか
78 大田区体育館解体工事・アスベスト除去工事説明会
76 「呑川からウナギがいなくなる!」
624 23区のプラスチック焼却による温暖化ガス排出増のテレビ取材
616 公文書保存基準と情報公開のありかたについて
613 【代表質問から】その他プラスチックのリサイクルコスト
611 「大田区におけるアスベスト健康調査報告書」について
610 代表質問【西馬込車両工場跡地の活用そのA】(用途地域)
69 代表質問【西馬込車両工場跡地活用について】

バックナンバー一覧へ 一覧へ戻る ホームへ ホームへ戻る 戻る戻る   進む進む
当サイトの著作権は奈須りえ(なすりえ) 大田区 区議会議員 にあります。