2006 年
10 月
2 日
東京二十三区清掃一部事務組合議会を傍聴して
〜新会社設立に関わる一部事務組合議会〜その@〜〜
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二十三区において、ごみの収集・運搬は、各区が責任をもって行っていますが、清掃工場を管理運営するために二十三区が共同で設立した「東京二十三区清掃一部事務組合(清掃一組)」が担っています。 清掃一組は、東京の24番目の自治体と呼ばれるとおり、その組織は、自治法で定められている「特別地方公共団体」です。 区長にあたる管理者は、二十三区の区長から選出されます。現在は、大田区の区長が管理者になっています。 また、「清掃一組」議会は、二十三区の議長が議員として構成しています。
この「清掃一組」と東京ガスが6:4で出資して株式会社を設立するための議案が、先日9月26日の「清掃一組」議会に上程され審議されました。
生活者ネットでは、この新会社設立に関る意思決定プロセスや合意形成のあり方、会社の事業目的や事業収益性、事業のあり方、透明性の確保などの問題点について、いち早く指摘し、議会や各区に直接働きかける(区長への意向調査参照)などしてきたところです。
この「新会社」設立について、各区がどのように判断をするのか傍聴に行きました。
議案が上程され、中野区、杉並区、世田谷区、渋谷区、港区より質疑がありました。
各区の議長の質疑と意見の概略は次の通りです。 【中野区】 ・各区関与が間接的だが ・経営の透明性・説明責任を一組はどのように担保するのか
【杉並区】 ・唐突な感を受けている。各区で理解と合意できているのか ・意思決定はどこでどのようになされたのか ・会社設立の目的は?天下り。9割が随意契約。発注一組、受け皿も一組では競争原理がはたらかない。 ・合弁先は、何故東京ガスなのか。専門家でないガスにした理由。 都と深い関係にある。発電なら東電。東電が断ったということは東電からみて危ないのでは。ガスのとの過去からの関係ひきずっている。 未来永劫利益があるのか。テレポートセンターのようなことにならないのか。 ・一組職員の受け皿作りではないか。一組・東ガス・新規採用はどの程度か給与はどうなるか。その原資は何か ・運営経費調達はどこから行うのか ・設立を急ぐ理由が見当たらない。反対しても多数決で決めると言う。こぼれた区はどうするのか。そうしても払わなければどうするのか。設立までのスケジュールを急いだ理由は何か。
【世田谷】 ・経費をどのように下げるのか ・新会社が一人歩きするのではないか 【渋谷】 ・各区の関与のあり方はどうなのか。関与の方法について何が新たに担保されるのか ・分担金が各区一律であるが ・経営の見通しは明るいのか ・分担金の有り方についても二転三転した。一組の方針がぶれると各国混乱をもたらす。 ・各区の理解の度合いが異なる中、今決めてよいかと言うのが根強くある。清掃事業に対する確固たる考え方を示す必要がある。焼却推進するのではないか
【港】 ・経過は理解しているが、提案から決定まで短い。住民にも説明が反映されていない。 ・各区、合意が得られていない。3定補正見送る区もある。各区の意見を十分に反映させていない。慎重にするべき。継続を求める
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