駅改札口への階段に設置するバリアフリー機器は誰が費用負担? 奈須りえ(なすりえ) 大田区 区議会議員
活動報告バックナンバー バックナンバー一覧 ホーム

印刷用ページ 印刷用 (別ページで開きます) 戻る戻る   進む進む
2007 年 9 月 26 日    
駅改札口への階段に設置するバリアフリー機器は誰が費用負担?

先日の都市整備委員会において、これまで蒲田駅エスカレーターの維持管理費の一部を負担してきた駅ビル(JRの子会社です)から、維持管理の協定を終了したいという申し入れがあったことが報告されました。
 
 大田区が、エスカレーターの維持管理費をすべて負担しなければならないのでしょうか。

蒲田駅は、ホームの上に改札口があるため、JR利用者が東西口に出るには、階段を使用しなければなりません。
 階段では、車いすやベビーカー、お年寄りなどが不自由なため、エスカレーターが設置されいて、これまで、大田区と駅ビルが7割:3割の割合で維持管理費を負担してきました。

 一方で、エスカレーターだけでは、車いすやベビーカーを利用する人や身体の不自由な方たちには不十分だったため、バリアフリー活動を行っている「ひとにやさしいまちづくりを進める大田区民の会」が中心となり、エレベーターの設置を働きかけてきましたが、ようやく今年の7月にエレベーター設置が実現したところです。

 エレベーターの設置は大田区が約2億円をかけて行い、その後の維持管理はJRが行うことになっています。

 ところが、今年の4月、既に、エレベーターの設置工事がスタートした時点で、駅ビルより、エスカレーターの維持管理を来年の三月をもって終了したい旨の申し入れがあったことが、9月19日の都市整備委員会において報告されました。

 これまでのエスカレーターの維持管理費は年間約3000万円。そのうちの3割=900万円を駅ビルが負担してきました。
 一方で、新たに設置されたエレベーターの維持管理費はおよそ1000万円。これを今後JRは負担していくことになります。

 仮に、エスカレーターの維持管理費負担を駅ビルが放棄すれば、別会社とは言いますが、JRグループは、これまでの年間負担料900万円が1000万円になったということで、負担はほとんど増やさずに鉄道利用者(顧客)サービス向上を達成できたことになります。

 階段は、区道として位置づけられているため、大田区としても当然費用負担はするべきですが、蒲田駅のエスカレーター利用者のほぼ7割は鉄道を利用しており、JRの鉄道利用者に対する責任は無視できません。

 大田区とJRとが、今後費用分担について協議を行っていくことになりますが、それは、税金を支払っている大田区民とJRとの協議でもあります。

 日ごろJR蒲田駅のエスカレーターやエレベーターを使用している皆さんは、どのように費用分担したらよいと思われますか?


なかのひと



バックナンバー 最新20
1010 大田区政のコンプライアンス
108 大田区西地域行政センター売却
106 大田体育館隣接地の購入の問題について
105 大田区の土地売買について(その@)
104 不明瞭な土地売買事例からみる大田区政の透明化コンプライアンス
913 「外国からの子どもの教育支援を考えるフォーラム2008」
95 社会福祉法人杜の会を視察して
93 NPO大身連夏期研修会「後見人制度について」に参加して
91 都心川めぐりツアーに参加して
826 大田区役所が手狭に=256uを122万/月で賃借
825 放置自転車対策
818 飛散性アスベストのある建物の安全な解体工事のための課題
813 もったいない!何故?大田清掃工場は耐用年数未満で建て替え!!
722 十分にリサイクルしなければ増える温暖化ガス
715 改正建築士法で耐震偽装は防げるか
78 大田区体育館解体工事・アスベスト除去工事説明会
76 「呑川からウナギがいなくなる!」
624 23区のプラスチック焼却による温暖化ガス排出増のテレビ取材
616 公文書保存基準と情報公開のありかたについて
613 【代表質問から】その他プラスチックのリサイクルコスト
611 「大田区におけるアスベスト健康調査報告書」について

バックナンバー一覧へ 一覧へ戻る ホームへ ホームへ戻る 戻る戻る   進む進む
当サイトの著作権は奈須りえ(なすりえ) 大田区 区議会議員 にあります。