2008 年
3 月
22 日
大田体育館の建て替え計画変更は区民のためになるか
〜説明会が開催されます〜
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大田体育館は、本年3月いっぱいで使用を一時中止し、建て替えに入ります。 3月27日には、体育館建て替えに関る説明会が開催されます。 【大田体育館建て替え説明会】 日時:3月27日19:00〜20:30 場所:蒲田図書館
【大田体育館建て替えについて】 老朽化のため、大田体育館が建て替えになります。 大田区は、計画段階で、区民に計画を公表し、それにたいする区民意見の募集(パブリックコメント)行い、それに対する区の回答なども示してきました。 昨年(2007年)3月には、それらをまとめた、建て替えのための基本計画を策定し、公表しています。
建設費5億円アップの建て替え変更は区民のためになるか
基本計画では、 「地下1階地上2階建て」「3000人規模の収容人数」 となっていて、2つのパターンの図面が示されています。
体育館の基本・実施設計の委託は、この「基本計画」が基になって行われましたが、開発対策特別委員会に現在示されている計画は、基本計画の内容と大きく変わっています。
区は、5つの設計を提案するよう、設計会社に委託しました。 示された5つの設計のうち、区は、基本計画で示している2つの設計を除いた、3つの中からの採用を考えていると1月の開発対策委員会において報告しました。
新たな設計が、これまでと大きく異なるのは、 「地下2階地上2階」とフロアがひとつ増えていることと、収容人数が、3000人から4000人規模に変わっていることです。
この変更により、区は、地下深くすることに起因する建設費用で5億円程度多くなると説明しています。 また、体育館が建っている場所は、沼地だったこともあり、地下水位が低く、経常的に地下水対策も必要になってきますが、その費用にどの程度かかるかは示されていません。 地下の状況を知るためのボーリング調査も、これから行うということですから、設計の変更がいかに急だったかと言うことがわかります。 区は、この変更理由を @大型車の出し入れが便利になる A避難経路を確保できる B座席幅が広くなる と説明しています。
これらの理由は、主に、観客数が多い大規模なスポーツ大会開催を想定した際の利便性向上であり、日常の区民利用の際の利便性向上とは異なります。 区民生活に最も密着した自治体である大田区が建設するスポーツ施設、大田体育館。 この体育館をどのように活用するのかは、体育館基本計画に示されています。その基本計画をもとに示されたはずのプランを、(現在の時点で)5億円かけて変えることで、区民にとって何が良くなるでしょうか。
区は、本館より分館の方が利用されていると報告しています。 主役の区民は、観るスポーツを望んでいるのか、するスポーツを望んでいるのか、どちらにウエイトを置くべきなのか、そこからスタートした変更になっているでしょうか。
隣接する土地取得の目的は?区民の利便性向上につながるか
区は、そのうえ、現時点で、体育館の配置など、ほぼ、基本設計を終えていながら、隣接する土地の購入を計画しています。 基本設計の前に取得すれば、体育館建設に良い影響を与えることも考えられますが、設計は変えないといっていますから、建て替えと土地取得には関係の無いことがわかります。 果たして、区は、いくらで、何の目的でこの土地を取得しようとしているのでしょう。 取得を議会において公言してしまうことで、購入価格交渉に影響はないのでしょうか。 区民の税金が適切に、有効に使われることを望みます。

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